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大阪府豊中市上野東2丁目19-60 上野東クリニックビルMAPを見る

足の痛み・お悩み

リハビリ風景

こんな症状はありませんか

  • 足や足首、かかとが痛い
  • 足が上がらない
  • 足がつる
  • 足に腫れがある

捻挫、足根管症候群(足関節捻挫)

症状足関節(足首)捻挫のほとんどは、足関節を内側に捻って生じます。
足関節外側の靭帯(前距腓靱帯)が損傷します。 外くるぶし(外果)の前や下に痛みがあり、腫れます。 また、外くるぶしの前や下を押さえると、痛みます。
原因スポーツなどのほかに、歩行時でも段差などで生じることがあります。
捻挫とは、関節にかかる外力により非生理的運動が生じ、関節を支持している靭帯や関節包が損傷することです。足関節では前距腓靱帯が損傷されることが最も多い病態です。
診断足をひねったという訴えがあり、外くるぶし(外果)の前や下に圧痛(押すと痛む)があり、腫れがあれば、診断がつきます。
X線(レントゲン)写真で、骨折の有無を確認します。靱帯損傷が高度の場合には、ストレスをかけてX線写真を撮影します。
予防と治療応急処置の基本と同様にRICE処置をおこないます。程度により2~3週間の固定をすることがあります。
稀に不安定性の強いものには、手術をおこなう場合あります。

アキレス腱断裂

症状受傷時には、「ふくらはぎをバットでたたかれた感じ」や「ボールが当たった感じ」などの衝撃を感じることが多く、「破裂したような音がした」など断裂した時の音を自覚する場合があります。
受傷直後は受傷肢に体重をかけることができずに転倒したり、しゃがみこんだりしますが、しばらくすると歩行可能となることも少なくありません。歩行が可能な場合でもつま先立ちはできなくなるのが特徴です。
原因アキレス腱断裂は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が急激に収縮した時や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発生します。腱の退行性変性(いわゆる老化現象)が基盤にあると考えられています。
30~50歳のスポーツ愛好家に多く、レクリエーション中の受傷が多いのが特徴です。
診断アキレス腱断裂部に皮下の陥凹(へこみ)を触れ、同部に圧痛がみられます。うつ伏せで膝を直角に曲げた状態でふくらはぎを強くつまむと、正常では足関節は底屈します (Thompson テスト)。アキレス腱が断裂するとこの底屈がみられなくなります。 ほとんどの場合、通常のX線(レントゲン)検査では異常を認めません。
予防と治療治療は、手術を行わずにギプスや装具を用いて治療する保存治療と、断裂したアキレス腱を直接縫合する手術治療があります。それぞれに長所、短所があり治療法は相談して決めることが大切です。治療開始後4ヵ月程で軽い運動は可能となりますが、全力でのスポーツ活動ができるのには短くても6ヵ月はかかります。

肉離れ

症状典型的なものは、スポーツをしているとき、ふくらはぎの内側の中央上部(上中1/3部)に痛みが生じます。大腿部に生じることもあります。
体重をかけると痛むために通常の歩行が出来なくなります。
原因スポーツによるものが多く、典型的なふくらはぎの肉離れは、下腿二頭筋の内側頭の筋肉の部分断裂です。大腿部のものは、前面は大腿四頭筋、後面はハムストリングの筋部分断裂です。
筋肉が伸ばされながら収縮すると、筋力に負けて部分断裂を生じることがあります。それが「肉離れ」です。
診断スポーツ中に強い力がかかった可能性があり、典型的な部位に圧痛があれば、診断できます。時には断裂部の陥凹を触れることもあります。
予防と治療重症度により、安静、湿布、ぬり薬、内服薬などの治療法が必要になりますので、医師の診断・治療を受けてください。スポーツ競技に復帰される方は、ストレッチする時の痛みがとれて、健側と同じ通常のストレッチ感(伸されている感じ)になるまでジャンプやダッシュは避けるべきでしょう。 マッサージとストレッチは、治療にも予防にも大切です。

距骨骨軟骨損傷

症状足関節を捻挫したときに発生することが多く、捻挫後も長期にわたって痛みが続きます。通常、スポーツ後に足関節に痛みや腫れを訴えます。
原因捻挫など強い力が加わったときに距骨が脛骨や腓骨の関節面と衝突し骨軟骨損傷が生じると考えられています。しかし、明らかなケガがなくても毎日繰り返される運動で徐々に発生する場合もあります。
診断X線(レントゲン)写真で診断しますが、撮影の方向によってははっきりしない場合もあります。CTやMRI検査で確認します。
予防と治療外傷後、早い時期(新鮮例)ならギブス固定などの局所の安静で治ることもありますが、陳旧例では手術が必要になることが多いです。

再発予防
足関節捻挫の予防と同じように、足関節周囲の筋肉を鍛え、バランスをとる訓練が重要です。

外反母趾

症状特徴的な症状は足の母指(親指・母趾)の先が人差し指(第2趾)のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。その突出部が靴に当たって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。
原因外反母趾の一番の原因は靴を履くことで、幅の狭いつま先が細くなった靴を履くと母指のつけ根から先が圧迫されて変形します。ヒールの高い靴はつけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。
10歳代に起こるものは母指が人差し指より長かったり、生まれつき扁平足ぎみであったりする外反母趾になりやすい特徴があります。最も多い中年期のものは履物に加えて、肥満と筋力低下などによっておこります。
健常な足には縦のアーチだけでなく横のアーチがあります。外反母趾ではこれらのアーチが崩れて扁平足になると、中ほどにある母指の中足骨が扇状に内側に開き、それから先の指は逆に靴で外側に圧迫されておこります。
診断変形は見た目に明らかで、痛みの程度が問題になり、母指の飛び出しを指で押すと痛む、靴を履いたときに痛む、靴を脱いでも痛むなどに分けられます。
靴を脱いでも常時痛むようになると手術が必要になります。
予防と治療予防
母指のつけ根はフィットして先はゆったりとした履物を選ぶ。足の指のすべてを開く(グ、チョキ、パー)ような、外反母趾体操を行う。両足の母指に輪ゴムをかけて足先を開く体操を行う。母指と人差指の間に装具をはめるなど、があります。

手術療法
変形が進むと指についている筋肉も変形を助長するように働き、体操や装具ではもとに戻りにくくなります。痛みが強く、靴を履いての歩行がつらくなると手術をします。
最も一般的なのは中足骨を骨切りして矯正する方法で、変形の進行の程度により方法を選んで行っています。手術は腰椎麻酔か局所麻酔下に1時間以内で、翌日から歩行が可能です。従来の靴が履けるようになるのには2ヵ月程度要します

扁平足(幼児期扁平足)

症状歩き始めの時期に、足の裏が平べったいことに家族が気づき、心配になって受診されます。 立って体重をかけたときには土踏まずはなくなっていますが、体重をかけない状態では土踏まずができています。足の痛みを伴うことはありません。転びやすいと感じることはありますが、歩き始めの時期は転びやすいもので、扁平足が原因ではありません。
原因足にはアーチ構造があり、効率よく体重をささえるようになっています。幼児期扁平足では関節のまわりの靭帯がゆるみ、かかとが外を向いてアーチがつぶれるようになります。先天的な病気が原因のこともあります。
診断立ったときにかかとが外を向いているかどうか、足のアーチが低下するかどうかを検査します。幼児期の子どもでは足の裏の脂肪が厚く、扁平足でなくても土踏まずが分かりにくいことがあるので、注意が必要です。
重症度は体重をかけたときの足部X線(レントゲン)像で診断します。
予防と治療ほとんどの場合、成長に伴って自然にアーチが形成されるので、裸足の生活を心掛け、足の指を使うことで足の裏の筋肉を鍛えましょう。つま先立ちや足の外側縁で歩く練習、鼻緒のある履物も効果があります。少し成長すれば、足指じゃんけんをして遊ぶようにします。
アーチの低下が著しい場合には、アーチサポート付きの足底挿板が処方されることもあります。

内反足

症状先天性内反足は、うまれたときから足の変形がみられる疾患です。
放っておくと普通に歩行することが困難になり、変形が高度な場合には足の甲で歩くようになります。
原因先天性内反足の原因はわかっていません。およそ1000人に1人の発生率で、男児に多く、約半数は両足で、片足の場合は2:1で右側に多いという調査結果があります。
全身的に何か疾患があり、その1症状として内反足がみられる場合もあります。
診断見た目の変形から、内反足の診断は比較的容易です。しかし、正常な足の位置に簡単に矯正でき、足関節の動きも十分良好である場合には、胎内での不良肢位が原因のもので、真の内反足ではありません。 矯正がむずかしい場合や関節の動きが十分でなく堅い場合には、先天性内反足と診断します。
予防と治療予防法はなく、診断がついたら、まず矯正ギプスによる治療を行います。週に1回くらいの間隔でギプスを巻きかえ、2~3ヶ月間続けます。
ギプスだけで十分に矯正しない重症の場合は、小さな皮膚切開でアキレス腱を切る手術(皮下切腱術)を途中で行う場合があります。ある程度矯正したら装具によって矯正位を維持します。
十分な矯正が得られない場合は1歳前後で本格的な手術(距骨下全周解離術など)を行う場合があります。
矯正が得られた後も、成長が終了するまで原則的に何らかの装具は必要となります。
幼児期、学童期以降に、変形の再発が見られる場合には、変形の程度に応じて、追加の手術を行います。
治療の第一目標は、足の裏を地面につけて歩行できる(足底接地)状態にすることです。

モートン病

症状個人差はありますが、第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を主訴に来院することもあります。障害部位は、第2-3、4-5足趾間のこともあります。
また、痛みは強いことも少なくなく、時には、下腿まで及ぶことがあります。
原因中腰の作業やハイヒールの常用など、つま先立ちをする格好が長時間続くと起こりやすくなります。槌趾変形(マレット指)がある場合にも同様な姿勢で生じやすくなります。
診断障害神経の足趾間に感覚障害があり、中足骨頭間足底に腫瘤と同部のティネルサイン(神経傷害部をたたくとその支配領域に疼痛が放散する)があるか診断します。また、足趾を背屈するか、つま先立ちさせる痛みが強くなります。
X線(レントゲン)検査、筋電図検査、MRI検査、超音波検査などを必要に応じて行います。
予防と治療足底挿板などを用いた保存的治療をします。
局所の安静(作業肢位、ハイヒールの禁止)、薬剤内服、足底挿板、運動療法、ブロック注射など。
3ヵ月ほど様子を見て症状が回復しないものでは手術が必要になることもあります。
神経剥離、神経腫摘出、深横中足靱帯の切離等の手術が行われます。

腓骨神経麻痺

症状下腿の外側から足背ならびに第5趾を除いた足趾背側にかけて感覚が障害され、しびれたり触った感じが鈍くなります。足首(足関節)と足指(趾)が背屈で出来なくなり、下垂足(drop foot)になります。
原因最も多いのは、腓骨頭部(膝外側)の外部からの圧迫により生じるものです。下肢の牽引などで仰向けに寝た姿勢が続いたり、ギプス固定をしているときに、腓骨頭部が後ろから圧迫されると起こります。
ガングリオンなどの腫瘤、腫瘍、開放創や挫傷(ケガ)、腓骨頭骨折やその他の膝の外傷などによっても生じます。
診断下垂足を呈し、上記の感覚障害があり、ティネルサイン(神経傷害部をたたくとその支配領域に疼痛が放散する)があれば傷害部位が確定できます。
腰部椎間板ヘルニアや坐骨神経障害との鑑別診断が必要なこともあります。
診断には、筋電図検査、X線(レントゲン)検査、MRI検査、超音波検査など必要に応じて行います。
予防と治療原因が明らかでないものや回復の可能性のあるものは保存的治療を行います。
圧迫の回避・除去、局所の安静、薬剤内服、運動療法など。
3ヵ月ほど様子を見て回復しないものや麻痺が進行するものでは手術が必要になります。
骨折、脱臼などの外傷で手術が必要なものや腫瘤のあるものは、手術が行われます。
神経損傷のあるものでは、神経剥離、神経縫合、神経移植などの手術が行われます。
神経の手術で回復の望みの少ないものは腱移行手術(他の筋肉で動かすようにする手術)が行われます。

痛風

症状暴飲暴食した翌朝、急に足の親ゆびのつけ根が赤く腫れて痛くなることがあります。風が吹いても痛いということで、「痛風」と呼ばれています。足の親ゆびのつけ根以外に、足関節、足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節、手関節にも激痛発作が起こることがあります。耳介に痛風結節や尿路結石が出来ることもあります。
生活習慣病(肥満や高血圧など)を合併することも少なくありません。痛風発作を何度か経験している人は、発作の前兆(違和感)を感じることがあります。
原因血液中の尿酸値が上昇(高尿酸血症)し飽和溶解度を超えると、関節内に尿酸塩結晶が生じます。この結晶を白血球が処理する際、痛風発作(急性関節炎)が発症します。高尿酸血症状態が続くと尿酸結石が腎臓に生じ、腎機能が悪化して腎不全となります。
高尿酸血症の原因は様々です。腎臓から尿酸を排出する機能が低下したり、暴飲・暴食、肥満、激しい運動などが原因になると考えられています。降圧利尿剤などの薬物も原因になることがあります。
診断通常は、血中尿酸値が高く痛風特有の臨床症状があるか診断します。
確実な痛風の診断は、発作中の関節の中に尿酸の結晶があることを証明することです。
予防と治療尿酸は絶えず身体の中で作られています。菜食を主とした食生活に切り替え、尿酸が体内で出来ないようにするか、内服薬で血中尿酸値をコントロールしなければなりません。そのためには、定期的な血液検査(尿酸値と腎機能検査等)が必要です。
発作時の治療には、消炎鎮痛薬を用います。局所麻酔剤入ステロイド関節内注入も効果的です。前兆症状や発作の鎮静化にはコルヒチンも有効です。痛風発作が治まってから、尿酸値をコントロールする薬を長期間服用します。
痛風の発作が起こらないからといって、薬を勝手にやめてはいけません。そのために再発作を起こす方が非常に多い病気です。

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